Thundercommが高性能次世代エッジコンピューティング製品のTurboX EB5 Edge AI Boxを発売
IoT製品・ソリューションで世界をリードするプロバイダー、Thundercomm(サンダーコム)は、TurboX EB5 Edge AI Boxを発売し、エッジコンピューティングの新しい時代を切り開いた。TurboX EB5は高性能なAIコンピューティングとビデオデコーディング機能を備える初の産業向けエッジコンピューティング・ボックスで、LinuxおよびAndroidオペレーティングシステムと、5Gを含めた無線接続をサポートできる。
TurboX EB5は強力なQualcomm IoTシステムオンチップ(SoC)に基づき、15 TOPS AI性能と、最大24チャンネルのFHDビデオプロセッシング能力を提供する。これによりIPネットワークカメラ24台を同時接続し、SNPE(Snapdragon Neural Processing Engine)を活用する強力なエッジAI推論処理ソリューションを実現した。TurboX EB5は、インテリジェントエッジ・オペレーティングシステムTurboX Edge OSを内蔵し、エッジデバイスと接続してデータストリームをプロセスする便利でセキュアな方法を提供する。TurboX EB5は、デバイス・エッジ・クラウドシナジー、AIモデルおよびアプリケーションの遠隔展開、FOTA、DMを含む多数の取捨選択・カスタマイズ可能な機能群を準備しており、OEM事業者のFocusしたいポイントに注力可能な効率の良いソリューションとなっている。
コネクテッドデバイスの増加に伴い、リアルタイムのデータストリーム送信およびプロセッシングのニーズが高まっている。TurboX EB5は、データが生成されるデバイスにより近いところでのクラウドコンピューティングを補完するために開発された。TurboX EB5は、Modbus、BACnet、CAN、MQTT、ジグビー(Zigbee)など多数のIoT通信プロトコルを統合し、AWS、Microsoft Azureなどの主要なクラウドプラットフォームをサポートする。5Gインフラストラクチャに対応し、時代追従性も高い。それらすべては、簡略化されたエッジ・インテリジェンスを可能にするとともに、産業デジタルトランスフォーメーションを加速する。ファンレス設計と豊富なインターフェースを備えた産業グレード品質によって、TurboX EB5は建設、ヘルスケア、リテール、工場、交通などの複雑な環境に適合する。
ThundercommのHiro Cai最高経営責任者(CEO)は「IoTアプリケーションは、ユーザーの効率、エクスペリエンスを効果的に向上させるために、さまざまな産業のさまざまなシナリオに合致すべきです。我々はクライアントのDXトランスフォーメーションプロセス全体で当社のTurboX EB5を使用しDX化を強力に推進します。TurboX EB5の強力な性能、柔軟な展開、オープンプラットフォームをDX・IoT・AI産業の基礎製品として設定し、すべての産業向けのエッジ・インテリジェンスへのアクセスを広げていきます。」と語った。
Bijoux Healthcare(Beijing)Biotechnology Co., Ltd.のデータ付加価値担当の主任コンサルタントであるNing Zhang氏は「TurboX EB5は、妊娠女性プログラムの当社遠隔グループコンサルテーションに導入され、超音波映像のリアルタイム送信および保存の問題を解決しました。我々は、TurboX EB5の高度なAI性能およびスケーラビリティー、コンパクト設計、安定性能、低電力消費に特に感銘を受け、これは使用時に医師をはじめ専門家から高く評価されております。Thundercommがより多くの優れた製品を発売し、ヘルスケア業界のインテリジェントトランスフォーメーションを加速することを希望しております。」と語った。